こんにちは。Dr.パパスです。
皆さんは普段、音楽や絵画といった芸術にどのくらいお子さんと触れていますか?
研究にもよりますが、3歳〜7歳が芸術に触れ始めるにはいい時期とされています。
芸術系のイベントは結構子連れだと参加しくいですよね。
特にTPOを判断できない年頃だとなおさらです。
今回は、2022年4月3日(日)に私が子連れ(7歳&3歳)で参加した
「サントリーホール オープンハウス」というコンサートイベントを紹介します。
子連れOKかつ無料という子育て世代には非常にありがたいイベントでした。
今後子連れで参加したいと思っている方には参考になるかと思います。
●お子さんのコンサートデビューにはピッタリ
●ランチも近くですませる事ができて便利
目次
結論:未就学児のコンサートデビューには最適
公式サイトより
チケットがまさかの無料
有名なホールでのコンサートとなると普通チケットは高価ですよね。
高いチケットを買っても子供がグズったら参加できなかったらどうしよう、とか
せっかく買っても子供が全然興味を持たなかったらもったいない、とか
大人だけで興味のある音楽を聞きに行くのとは異なり、子連れだと子供のペースが重要ですから、
こういった悩みはつきませんよね?
しかし、このサントリーホール オープンハウスというイベントはまさかの無料です!
そのため、参加したからといって金銭的な負担は交通費くらいです。
子供のためとは言え、決して安くはないチケット代を気にしなくていいのはありがたいですよね。
子連れOKなので気が楽
さらに無料のコンサートイベントでかつ子連れもOKです。
子連れOKといっても未就学児は厳しいのでは?と思う方もいるかと思います。
実際には未就学児も多く、なんなら赤ちゃんもいました。
一応開演のアナウンスで、お子様が大きな声を出すような場合は一旦退場を、とは言われました。
と同時に
「お子様も参加可能な会ですので暖かく見守ってください」
というニュアンスのアナウンスも入り、非常に気が楽になりました。
グズった後でも、落ち着いたら再入場可能なのも子供フレンドリーな感じで好印象でした。
サントリーホールって?
伝統的なホールだけど、子供フレンドリー
サントリーホールは、1986年に当時のサントリー株式会社の社長であった佐治敬三氏が「社会への還元」を目的に建設した、東京で最初のコンサートホールだそうです。
会社の利益をそういった事に使うのって素晴らしいですよね。
そんな格式高いコンサートホールなのですが、おむつ替えスペースもあり、子連れでも参加しやすい作りになっています。
子供用にイスにしいて高さを上げるクッションも貸してくれるようでした。
ベビーカー置き場も当然用意(コンサートホール外・屋根あり)されていて、未就学児ウェルカム感が伺えますね。
場所は東京・六本木 ベビーカー注意
最寄り駅は、溜池山王駅(南北線 or 銀座線)か六本木一丁目駅(南北線)になります。
詳細な行き方はサントリーホールの公式ホームページが写真付きで分かりやすいです。
サントリーホール周辺で2回ほど道を聞かれたので、グーグルマップとかだと分かりにくいのかもしれません。
今回は溜池山王駅から行きました。
南北線だと銀座線経由で行くと近いのですが、階段づたいなのでベビーカーには不向きです。
エレベーターはあるので遠回りすれば問題ありません。
また最寄りの出口が13番となってますが、こちらもエレベーターがないので、
ベビーカーの場合は14番から出て歩いた方がいいかもしれませんね。
改札から13番出口までは結構ありますが、出口からは歩いて5分ほどで着きます。
商業施設内なのでランチの選択は注意
子連れで出かける時に気になるのは食事処の確保ですよね。
今回のコンサートは、①11:00〜11:30、②12:00〜13:00、③13:00〜14:00
の3つに参加したのでランチをどうするか問題がありました。
恐らく子供参加OKなコンサートはお昼前後にあるので、ランチはリサーチして行きました。
サントリーホールはアークヒルズという複合施設内に位置しています。
商業施設もあるのでランチで行けそうなところは困らない感じでした。
しかし実際に行ってみると日曜休業のお店が多く目当てのお店も休みでした。
ちゃんと営業日見てけよって話なんですが、ランチを選択する際には注意してください。
ちなみに我が家は14時過ぎと遅めのランチだったので夕飯に響かないようにスターバックスで食べました。
コンサートの合間は混んでいることもありますが、溜池山王駅の方まで行けばまず空いてるかと思います。
あとは最初の休憩時間にちょっとした軽食を食べている家族もいました。
ガチで音楽鑑賞をする場合はありかなと思いました。
コロナ対策に関して
入り口で検温、手指消毒を促すのは他と同様。
子供も含めてマスクを促されてたので、マスク着用の遵守率は高い印象でした。
アナウンスで鼻まで覆うように言われてたので、鼻マスクや顎マスクもほとんどいませんでした。
コンサートホールの設計上、換気が心配な感じですが、そこは不明です。
大ホールは大きいので客席もゆったりしてましたが、小ホールは小さいので隣が近い印象でした。
座席はほぼ全席使用してたので、隣は普通に人が座り、ソーシャルディスタンスは取れませんでした。
個人的にはマスクさえちゃんとしてれば、コロナは大丈夫派なので、あまり気になりませんでしたね。
今回参加したコンサート
公式サイトより
最後に実際にコンサートがどんな感じだったかを紹介します。
残念ながら私は音楽には精通してないので、ご理解ください笑
リズムで遊ぼう
小ホールはこんな感じでした(演奏終了後)
11:00〜11:30 小ホールで開催。
小さいお子さんも一緒に楽しめる参加型コンサート、という名に相応しく完全に子供向け。
ピアノやリコーダーといった慣れ親しみやすい楽器が使われてました。
進行のお姉さんも子供の参加を積極的に促してくれて、
リズムに合わせて手拍子したり、肩を上げ下げしたりと、体を使って音楽を楽しむ内容でした。
7歳息子だけでなく、3歳娘も楽しめてました。
ちなみに3歳娘はこの回が1番楽しかったようです。
オルガン&オーケストラ
12:00〜12:50 大ホールで開催(ページ上部の写真)。
日本初のヴィンヤード形式で作られた立派なホール。
中央に大きなパイプオルガンがあり、まさにコンサートホールといった感じ。
前半がパイプオルガン、後半がオーケストラという構成でした。
どちらも曲目の説明があったので、ほぼ知識ゼロでも楽しめました。
特にオーケストラの指揮の方はお話も上手で聞きやすかったです。
ちなみに3歳娘は前半のパイプオルガンが長かったせいか、オーケストラの途中で飽きちゃってました。
オーケストラは最初聞き入ってたので、順番が反対だったらどうだったかな?
①バッハ:トッカータとフーガニ短調
②バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
③ギルマン:ヘンデルの主題による宗教的行進曲
オーケストラ
①ヘンデル:アラ・ホーンパイプ
②グリーグ:春
③ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 ト短調
④メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調「イタリア」より第1楽章
弦楽四重奏&オペラ
13:00〜13:50 小ホールで開催。
最後は弦楽器4人の演奏とピアノ&オペラ。
時間のためかやや子供の参加者は少なめな印象でした。
弦楽器四重奏は知ってる曲も出てきて美しい音色を普通に楽しめました。
続いてオペラ。テノール歌手とソプラノ歌手の計3人が登場。
実はオペラを子供達が聞いてどういう感想を持つか楽しみでした。
しかし残念な事に3歳娘は途中退場。
「ご飯食べたーい」というセリフと共に妻と出ていきました笑
最後まで「聞くー」と「出るー」を繰り返してましたが、空腹には勝てなかったようです。
7歳息子は最後までオペラも聞いて、感想は「凄かった」と。
帰りに真似してたので二人とも楽しかったのでしょう。
①モーツァルト:アイネクライネナハトムジークより第1楽章
②シューベルト:「死と乙女」より第1楽章
オペラ
①ヴェルディ:リゴレットより「女心の歌」
②プッチーニ:ラ・ポエームより「私が街をゆくと」
③ヘンデル:エジプトのジューリオ・チェザーレより「この胸に命ある限り」
④プッチーニ:ジャンニ・スキッキより「私のお父さん」
⑤プッチーニ:ラ・ポエームより「冷たい手を」
四重奏&オペラ
①ヴェルディ:ラ・トラヴィアータより「乾杯の歌」
まとめ
いかがでしたか?
今回は子連れで参加したサントリーホール オープンハウスの紹介でした。
私の感想は、
Dr.パパス
無料とは思えないクオリティで未就学児のコンサートデビューには最適かなと思います。
7歳息子、3歳娘ともに「また行きたい」をいただいたので来春も行かねば。
無料イベントですが、チケット取りもそこまで熾烈ではなかったです。
首都圏在住の方は是非参加を検討してみてはいかがでしょうか(次回は来春の予定)?
サントリーホールは今回のイベント以外にも子供向けのイベントを行っているようです。
チケットもオンラインで取れて、メールを見せるだけと非常に便利です。
以上、サントリーホール オープンハウスの紹介でした。