子育て世代に役立つ知識を発信

子どものお金教育〜お小遣いはいつからあげる?

こんにちはDr.パパスです。

皆さんはいつ頃からお小遣いをもらってましたか?

親になると誰しもがぶつからお小遣い問題。

いつからあげるの?どのくらいあげるの?

1年生なら100円くらい?

Dr.ママス

最近子どものお金教育に関する本を読みました。

その本では「18歳で経済的自立」を目標にしてます。

流石にそれは厳しいと思うのですが、考えから学ぶものがあったので、私が考えるお小遣い問題の解決策の一つを紹介したいと思います。

この記事でわかること
●3歳からお手伝いで家事を覚えされる

●6歳から家事の報酬としてお小遣いをあげる

●使い方は、親と一緒にルールを決めて

結論:6歳からお小遣いを報酬としてあげる

3歳からお手伝いを始めて家事を覚える

本書では一貫して「働いた収入としてお金をあげる」ということを徹底しています。

子どもができる仕事といったら家事ですよね。

成長したらアルバイトもできますが、そこからお金の知識を教えるには遅い気がします。

そのため、3歳頃からお手伝いで家事を覚えさせることを奨めています。

確かにこのくらいの年の子は親のやる事に興味津々です。

3歳くらいなら大分言葉も習得しコミュニケーションも取れるようになってくる頃合いです。

実際に3歳娘も、私が洗濯機を回すのに興味を持っていたので教えたところすぐ習得。

パパ勝手に回さないでー

私がやるー!

ハッピーガール

と自分の仕事のように毎日洗濯機を回してくれています。

家事をやる事自体はお受験にも必須なので良い習慣ですよね。

参考 日常生活でできるお受験対策パパクエ

6歳から働いた報酬としてお小遣いをスタート

家事を覚えても6歳頃までは数字を習得するのは難しいです。

特に先取り教育をしていなければ、算数は小学生からですよね。

また6歳頃から子どもは自分の欲しいものが、ドンドン増えてくるらしいです。

そこで6歳から家事を仕事して子どもに与え、働いた報酬としてお小遣いを上げる方法を推奨しています。

仕事の量は年齢✕1つとしていて、6歳なら6つの仕事です。

仕事の難易度は異なるものでもOKで、

例えば「食事の食器を並べる」から「トイレ掃除をする」などです。

難しいものばかりでは子どものやる気がなくなりますからね。

かと言って楽なものばかりだと子どもは労働の価値を理解できないそうです。

こうすることで小さい頃から、

お金は大なり小なり労力(労働)の上で手にするものができる

という事を学べます。

重要なのは一緒にお金の使い方も教えること

ではどのくらいの金額がいいのでしょうか。

本書では例として1週間に一つの仕事✕100円を渡すとありました。

もちろん仕事ができていなかった場合は、仕事分減らします。

そうるると最大で600円✕4週間で2400円/月と、小学生としては比較的大金ですよね。

Dr.パパス

流石に多いので最初は1000円/月くらいで練習したら?

というのが私の意見です。

ただ比較的大きな金額を渡すのは理由があります。

私が素晴らしいと思ったのは、このお金から「必要なものも買う」ということです。

子どもの必要なものというと勉強道具ですよね。

ノートや消しゴム、鉛筆は消耗品なので補充が必要です。

つまり必要なものを含めて自分のお金を振り分ける事を教えることが重要となります。

お金の振り分け
①生活に必要なもの(鉛筆・消しゴムなどの消耗品)

②少し先に使うためのお金(少し大きい金額の欲しいもの)

③将来のためのお金(預金など)

④人のために使えるお金(寄付など)

上記のように毎週のお小遣いを親が一緒に考えて振り分ける事でお金の使い方も学ばせるわけです。

Dr.パパス

自分のお金だったら鉛筆や消しゴムも無くす事が減るかな??

働いて稼ぐ感覚を身につける

お金は天から降ってこない

毎月定額制のお小遣い制の欠点は、お金に対する間違った認識をしてしまう事です。

何もしてなくても毎月お金を貰っていると、それが当たり前になってしまいます。

そのため、無くなったらまた親にお願いすればいい、待ってればまた貰えると考えてしまいます。

お金は欲しいものの対価として払うものです。

何もしなくても貰えるお金で買うと、モノを大事にする意識も身につきにくくなってしまいます。

お金は労働に付いてくる

我々大人はどうやってお金を手に入れているのか?

当たり前として、労働の対価してお金を手にしています。

お小遣い制度で育った子どもは、社会に出てお金を稼ぐ時になって初めてそれを実感します。

子どものうちから働いてお金を貰うということを自然にしておくことで、社会人になってからもスムーズに仕事をできるということですね。

大人になってからの当たり前を、子どものうちに身につけるのは「経済的自立」を目指すためには必要不可欠ではあると思います。

どう稼ぐか・どう使うかを考える事は生きていく上で重要

働き方は人それぞれ

お小遣いあげるための労働=家事は色々な難易度のものを混ぜることを紹介しました。

これは働き方を考える際に重要な知恵になります。

労働によっては時間はかかるが簡単なもの、時間は少なくてすむが難しいもの、根気や時間が必要なもの、と様々ものがあります。

本来は仕事の内容によって金額を変えれば面白いと思います。

金額を最大化するには嫌がる労働にも励まなければなりません。

労働とそれに見合った対価はどうか?、今自分が欲しいものがどのくらいあるか?

そういった事によって働き方を子どもに考えさせることができる訳です。

これは労働の裁量権を与えられた大人も同じですよね。

同じ環境でもどのように効率よく働くかは、我々子育て世代は特に重要ではないでしょうか。

また与えられた仕事以外にも、何か家族が困っていることを見つけてそれを仕事として提案してきたら、是非採用してあげてください。

それこそ、大人の世界でいうところの起業ですよね。

効率の良い仕事以上に、自分で仕事を見つけるスキルはこれから重要視されると思います。

使い方も人それぞれ

個人的に本書が素晴らしいと思ったのは、お金の使い方を子どもと一緒に考える点です。

日本経済が決して良いと言えない現代。

子どもが将来困らないようにするためには、お金の使い方を身につけるのは非常に重要です。

上でも触れましたが、本書では

お金の振り分け
①生活に必要なもの(鉛筆・消しゴムなどの消耗品)

②少し先に使うためのお金(少し大きい金額の欲しいもの)

③将来のためのお金(預金など)

④人のために使えるお金(寄付など)

に分ける事を奨めています。

残ったお金はお菓子や100均のオモチャなど目先の欲求に使ってもOKです。

生活必需品を買うという感覚は、生活を自立させるためには必須です。

好きにお金を使って生活が成り立たない様では自立できません。

少し先の未来に使うお金は子どもの貯金習慣にはもってこいですよね。

ゲームとかは高いですから、貯金しないと買えません。

しかし子どもにとっては理解の難しい「将来つかうお金」に回すこともするのは中々できないことかと思いました。

そのため、ただ貯金するのではなく、「投資に回す」という選択肢を与えてはいかがでしょうか。

Dr.パパス

パパスファンドで年利10%運用

なんて感じでお金を置いておくと、増えるという感覚も身に着けさせたいものです。

最後の人のために使うお金は、寄付もいいかとは思いますが、家族へのプレゼントとして貯めておくと親もハッピーになれるのではないかなと思いました。

パパス流の振り分け
①生活に必要なもの(鉛筆・消しゴムなどの消耗品)

②少し先に使うためのお金(少し大きい金額の欲しいもの)

③将来のためのお金(親独自のファンドによる投資)

④人のために使えるお金(家族へのプレゼント)

このようにお金の正しい稼ぎ方と使い方を身につけることで、経済的な独立を目指すというのが目標になっています。

本書の方法に投資という選択肢も加えるというのが、私なりのオススメです。

実際の投資とは違いますが、プラスにして増えるのを体験してもらうことで、将来への資産形成なんて感覚も会得できるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

今回は子どものお小遣い問題に関しての良い例が書いてある本を参考に、私なりのお小遣いのあげ方をまとめました。

一応注意したいのが、

注意
お小遣いのあげ方は夫婦で決める!

は必ず守ってください。

絶対に揉めますから!

まとめると、

Take Home Message
●お小遣いは労働(家事)の対価として与える

●3歳からお手伝いの中で家事を習得

●6歳から家事を労働して行い、対価としてお金をあげる

●働いて稼ぐ感覚を子どものうちから身につける

●重要なのは、子どものお金の使い方を一緒に考えて教える

●「生活必需品」「大きな買い物」「投資」「プレゼント」に分ける

●お菓子などは残ったお金で

といった感じですね。

本書ではお金を振り分ける具体的な割合や、労働として課す家事に関しても具体的に紹介されています。

このお小遣い方法に興味を持った方は是非読んでみて下さい。

2 COMMENTS

アバター みけねこ屋@ブログ部

こんにちは、みけねこ屋です。
本日は、Twetterフォロワーさんのブログ巡りをしています。

たいへんに参考になりました。
ありがとうございます。
子供のうちからお金を大事に擦ることを学ぶのは大事ですね!

お互いがんばりましょうね(^^)/
足跡を残していきます・・・👣👣

返信する
Dr.パパス Dr.パパス

当ブログの初コメントです。
ありがとうございます。

自分の過去を振り返ると、お金のことを早めに知るというのは非常に大事だと思いました。
お金の勉強って親からしか受けませんからね。
しかも自分の家庭はノー勉でしたから・・・

コメントありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします!

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