こんにちは。Dr.パパスです。
みなさんは普段どのようなベビーカーを使っていますか?
またこれから赤ちゃんを迎える方はどのようなベビーカーを検討してますか?
A型?B型?AB型?2台持ち?
さらにどのメーカーにするか?も考えると選択肢は膨大です。
徐々にベビーカーを使わない年頃になってきたウチの子ども達。
そんな子ども達のベビーカー事情を振り返って、私なりのベビーカー事情をまとめました。
私はベビーカー2台持ちをオススメしてますが、そこに至った理由や選んだ基準も書いてます。
●これから赤ちゃんを迎える方
●子どもが歩くようになってきた方
●ベビーカー選びに悩んでいる方
●東京都内ではA型とB型の2台持ちがオススメ!
●車を持っているならA型はエアバギー
●B型は軽量で片手操作がしやすいアップリカ
●AB型1台持ちはどっちつかずで困るかも?
悩んだらレンタルしてから使い勝手を試すという手もあります。
目次

結論:都内であればA型とB型の2台持ちがオススメ
A型は大きくて重い・B型は小さくて軽い
まずは基本的なベビーカーの区分を解説します。
日本にはSG基準というベビーカーの安全性を考慮した基準が定められています。
そこでA型とB型のベビーカーの基準が記されています。
タイヤの大きさ115mm以上とか、指を挟みにくい構造とかは共通です。
違いを表にまとめると
A型 | B型 | |
適用月齢 | 1ヵ月(または4カ月)~最長48カ月 | 7カ月~最長48カ月 |
連続使用時間 | 2時間以内(7カ月以降の座位使用時は1時間以内) | 1時間以内 |
リクライニング角度 | ・最も立てた状態で100°以上 ・最も倒した状態で150°以上 | ・最も立てた状態で100°以上 ・リクライニング機能は無くても良い |
A型はかなり赤ちゃんフレンドリーであることが分かります。
B型は首が座って、お座りもできるようになってから乗る感じですね。
乳児初期はA型が必須
適用月齢からわかるように乳児初期はA型しか乗れません。
B型は座れないと駄目ですし、首が座ってない子どももリクライニングしてない椅子に座らせるのは危険以外の何物でもありません。
ではB型に乗れるようになるまでずっと抱っこひも、というのは親にとっては辛いです。
赤ちゃんにとっても周囲の環境から刺激を積極的に吸収したい時期にずっと抱っこひもでは辛いと思います。
乳児の初期からベビーカーで積極的にお散歩に行くことは赤ちゃんの発達にも重要です。
また不機嫌で寝ない時にベビーカーで散歩するとコロっと寝ることもあるのでベビーカーは必須ですね。
フットワークが軽いのはB型
A型は必須なのですが、ずっと使っていけるでしょうか?
A型はリクライニングが効いて、振動が少ないものが多い反面、大きくて重いです。
特に都内は公共交通機関を利用することが多いで、取り回しの点は非常に重要になります。
場所を専有しがちなA型はどうしても取り回しに難があります。
特にバスに乗る時は周囲の目が大分冷たいです。
そのため、公共交通機関を利用することが増える時期からはB型がオススメです。
この時期にはお子さんも大分成長しているでしょうから、B型も利用できます。
また徐々に子どもも重くなってくるので、長時間抱っこするがキツくもなってきます。
突然の昼寝にも対応できるので、B型のベビーカーがあるととても便利です。
AB型を1台はやめた方がいい
じゃあAB型1台にすればずっと使えるじゃん、と思われるかもしれません。
しかしコレは全くオススメしません。
AB型は、簡単にいうとちょっと軽めのA型ベビーカー。
ちょっと軽いとは言え、モノによっては8kgを超えているので普通に重いです。
またタイヤがイマイチで悪路で押しにくい場合があります。
結局はどっちつかずな印象が否めません。
乳児期初期はガタガタするし、成長したら重くて持ち運びにくい。
なのでAB型は全くオススメしません。
2台持ちのデメリット
ということでA型とB型の2台持ちがオススメになります。
しかしデメリットとあります。
当たり前ですが、2台買うので値段は上がります。
しかしAB型1台より満足感と使用感は高いと思うの致し方ないかと。
もう一つは専有スペースの問題です。
ベビーカー2台となると、いくら畳んでも邪魔になります。
特に玄関が小さい家は結構キツイで思います。
そういった場合は、お子さんの年齢に応じて買い換えるというのも検討していいかもしれません。
ただ二人目・三人目と考えると持っておきたくなっちゃうんですよね。
A型のオススメはエアバギー
ここからは私が実際にお店で見て吟味した結果のベビーカー紹介になります。
残念ながら長期間の使用感を比較したものではないのでご留意ください。
エアチューブタイヤで押し心地抜群
我が家がエアバギーを選んだ一番の理由が特徴的なタイヤです。
エアバギーのタイヤは、自転車のように空気を入れるタイプのゴムタイヤになっています。
ゴムタイヤは衝撃を吸収してくれるので、悪路でもガタガタしません。
そのため赤ちゃんに余計な負担をかける心配がありません。
また段差を乗り越えるのもプラスチックタイヤと比べると段違いに楽です。
他にも空気式のタイヤを採用しているベビーカーはあります。
しかし押し心地や方向転換のしやすさを比べると、エアバギーに軍配が上がりました。
サイベックスとの組み合わせが車持ちには最高
もう一つのエアバギーを選んだ理由は、サイベックスのベビーシートとの相性です。
サイベックスはベビーシートで有名なブランド。
こちらのベビーシートはとにかく着脱がしやすくて便利です。
ベースとなる部分を車につける際も、シートベルトの横の溝に差し込むだけですし、そこにベビーシートをドッキングさせるのも上から乗せるだけです。
しっかりくっついたかも確認しやすいのも良かったです。
サイベックスのベビーシートの中にはエアバギーのフレームにそのまま付けられるものがあります。
別途アダプターが必要ですが、これが本当に便利です。
特に赤ちゃんは背中センサーが付いてるんじゃないかってくらい起きやすいので、ベビーシートから赤ちゃんを出さずにベビーカーに移動できるのは本当にありがたい。
ベビーカー→車内への移動も然りです。
赤ちゃんが首が座ってない時期はベビーシート+エアバギーで完全リクライニングにできるのも安心ですね。
通常のベビーカーと向きが変わって顔が合わせられるのも地味にポイントです。
型番が変わるとアダプターも変わります。
購入前に必ずドッキング可能な組み合わせか、確認しましょう!!
ちなみにエアバギーにもMAXI COSIというベビーシートがあり、エアバギーとも着脱可能です。
使用方法としては、サイベックス+エアバギーと同じ事ができます。
しかし安全性と取り扱いやすさから、我が家はサイベックスのベビーシートを選びました。
エアバギーがイマイチな点
使っててほぼ満足なのですが、イマイチな点もあります。
一つは値段。
エアバギーは安いものでも7万円以上はします。
ブランド目線で打っている部分もあるのか、他のメーカーと比較するとお高めです。
さらにサイベックスも比較的高いので、全て揃えると結構な値段になります。
もう一つは畳んだ時の大きさ。
エアバギーはちょうど赤ちゃんの前にある取手の根本から半分に畳む仕様です。
畳むこと自体は簡単なんですが、全然コンパクトになりません。
なので公共交通機関では畳んでも普通に邪魔です。
また荷物が多い時は車に積む時にもちょっと窮屈だったりします。
最後はバリエーションが豊富だということ。
コレはメリットにもなりますが、購入する時にかなり迷います。
シートやマットが複数あって組み合わせ豊富なんですよね。
狙ってたシートがないと妥協して買う感じになることもありますし。
コレばっかりはネットかショップで探すしかないですが。
メリット
- エアタイヤなので安定性抜群
- ガタガタしないので赤ちゃんに安心
- サイベックス組み合わせが最高
デメリット
- 値段が高い
- 折りたたんでも大きい
- シートやマットの種類が豊富で迷う
B型のオススメはアップリカ
B型は結構選択肢がありかなり悩みました。
コンビやピジョンでも同様のベビーカーがありましたが、価格と重さ、畳やすさのバランスが1番いいアップリカを、我が家は選びました。
片手で簡単に畳める
アップリカのベビーカーが最高にいいのは、片手で簡単に畳めることです。
子育てしていると片手が塞がっている状況って思ったより多いですよね。
ほとんどのメーカーで畳むのに両手が必要なところ、アップリカはハンドルの中央に畳むためのボタンがあるので、片手でできます。
最初は少し慣れが必要ですが、慣れてしまえば片手で楽々折りたたみができます。
広げる時はボタンを押しながら上にあげて広げます。
広げるのにはちょっとコツが必要ですが、これも慣れちゃえば全く問題ないですね。
ちなみエアバギーに付ける荷物を下げる付属品はアップリカでも問題なく使えます。
とにかく軽量かつ丈夫
アップリカのベビーカーは競合と比較して軽いです。
もちろんメチャクチャ軽くて小さくできるメーカーと比較すると重いです。
ただとにかく軽いメーカーのはタイヤがシングルタイヤなので押しにくいことが多いです。
また大事な子どもを乗せるので安全性も考慮すると、このメーカーかなと思いました。
3kgを少し超えるくらいの重さなので、移動の際に持ってもそんなに重く感じません。
あまり軽すぎると今度は段差を乗り越えにくいのですしね。
といってもエアバギーと比べちゃうと、このベビーカーも段差には弱いです。
ただそれはB型の宿命かもしれません。
アップリカがいまいちな点
アップリカのエアバギーは2台目に買うB型ということで割り切って買いました。
そのため、あまり不満点はありません。
B型ベビーカーに共通した不満にはなってしまいますが、やはり押し心地は悪いです。
比較的良いとされるダブルタイヤでもそうなので、シングルタイヤはやめとくのが無難かと。
またシート下の収納力はイマイチです。
メーカーによってはココが大きくて便利というのはあります。
しかしあまり求めてなかった部分なので妥協してます。
あとは、付属の日除けが小さいです。
コレは夏にはデメリットですが、そもそも長時間B型で移動しません。
なのでいうほど不満でもないですね。
メリット
- 片手で簡単に折り畳める
- 作りと値段のバランスがいい
- 軽い割に丈夫
デメリット
- 押し心地はイマイチ
- シート下の収納は小さい
- 付属の日除けも小さい
まとめ
いかがでしたか?
今回は東京都内のベビーカー事情を解説しました。
記事にあるように、私は断然2台持ち派ですね。
まとめると
●東京都内であればA型とB型の2台持ちがオススメ
●乳児期初期はA型が必須
●成長したらB型の方が便利
●2台持ちはコストと置き場所の面で不利
●A型オススメはエアバギー
●エアータイヤ&サイベックスとの組み合わせが最高
●B型のオススメはアップリカ
●片手で畳めて軽いので持ち運びに便利
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事が明日からの子育てに役立つと嬉しいです。
購入の際には必ず実店舗で使用感を確かめて下さい!!
買うのはネットがお得ですが、必ず実際に触って選びましょう。